SNSを運用していると、「バズりたい!」と思う瞬間が誰しもあると思います。
でもそもそも「バズる仕組み」、ご存知ですか?
一般的にSNS上で大きく拡散されることを「バズる」、とひとまとめにして語られますが、少なくともInstagramとTwitterではバズる仕組みがまったく異なります。
これを分からないままSNS運用を続けていても、バズるチャンスはなかなか訪れません。
そんなわけで今回は、InstagramとTwitterのバズる仕組みの違いを解説していきます。
Instagramは、「あなたへのおすすめ」によってバズる
Instagramでのバズは、おすすめ機能によって発生します。
「誰からのおすすめ?」かというと、Instagramからのおすすめです。
利用されている方はよく分かると思いますが、
Instagramの画面にはさまざまな場所に「Instagramからあなたへのおすすめ投稿」が表示されます。
あなたの投稿がいろいろな人のタイムラインや発見タブに「おすすめ」として表示されることで拡散され、バズが起きます。
では、どうすれば「おすすめ」として表示されるのか。
端的にいえば、Instagramのさじ加減次第です。
もう少し厳密にいえば、Instagramが採用しているアルゴリズム(どういった投稿をおすすめに表示させるかの細かい条件設定のようなもの)にいかに引っ掛かるか、です。
どういった投稿がおすすめに表示されやすいかは、公式にはアナウンスされていません。
しかしこれまでのInstagram運営の発言や多くのユーザーの経験則などから、「おすすめに表示されやすくなるポイント」はある程度示されています。
…が、バズるためのコツの話は本記事の趣旨からは外れますのでこのくらいにします。
Twitterは、他の利用者によるシェア(リツイート)によってバズる
Twitterの場合は、他の利用者のシェア(Twitterの場合はリツイートと呼びます)によって拡散され、その連鎖が起こることでバズが起きます。
Instagramのバズがかなりシステマチックに発生するのに対し、Twitterは利用者の意思によって発生するためとても対照的です。
(尚、TwitterにもInstagramと同様の「おすすめ機能」もあるのですが、2023年時点ではあまり拡散力は高くありません。バズに与える影響は限定的でしょう。)
Twitterでバズを起こすには、
他のユーザーに「他の人にも広めたい!」と思わせる投稿をする必要があります。
他人の興味をひく投稿にするために特に文章力が問われますが、得意な人であればアカウント開設初期段階からバズを狙うことも不可能ではありません。
InstagramとTwitter、バズる仕組みの違い
もっとも大きな違いは、
バズを起こすために向き合わなければならないのが対アルゴリズムなのか(Instagram)、対利用者なのか(Twitter)、です。
Instagramでバズを狙う場合、
アルゴリズムと向き合うことになるため、どういった投稿がバズるのかイメージが掴みづらく、迷走してしまうケースもあります。
中身がブラックボックスのアルゴリズムですので、例えバズったとしても詳しい要因は分からず、「運」としか評価しようがないケースもあります。
ただシステマチックであるが故に、コツを掴めば再現性高くバズを起こせる可能性があります。
また、全ユーザーが共通のアルゴリズムに基づいて評価されるため、考え方によってはある意味公平とも言えます。
Twitterでバズを狙う場合、
向き合うのは人間ですのでどういった投稿がバズるかのイメージはわりとしやすいのではないでしょうか。
ある程度の戦略はあるものの、最終的には「あなたの投稿の質次第」です。
ただ先述のとおり、バズる投稿には高い文章力が求められます。Twitter上で日本中のユーザーと競い合っていく必要がある、実力勝負の世界です。
「なんだかよく分からないけどバズった」というのは、(炎上を除けば)Twitterではあまり期待できないでしょう。
さて、今回はそんなバズの仕組みの違いについて解説しました。
あなたはInstagramとTwitterのバズの仕組み、どちらが向いていそうですか?
本日のつぶやき
逆に、私にいちばん向いていない(理解できない)バズの仕組み…
YouTubeです!!!!
基本的な仕組みはInstagramと同じ「おすすめ機能による拡散」なのですが、まったく意味不明の投稿がバズっていたります。
数年前ならまだしも未だに見掛けますからね…。
世界のGoogleの作る仕組みは凡人にはよく分かりません…(笑)。
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