Webポータルサイト・情報サイトの救世主。Google Discover(グーグルディスカバー)の影響力とは?

ブログ制作

皆さんはWebポータルサイト・情報サイトをご覧になることはありますか。

かつてはインターネット上での情報収集といえばそういったWebサイト経由が主で、多くの人に利用されていました。
個人でも副業としてそういったサイトを運営しているケースも見られたと思います。

しかしここ数年はSNSが人々の生活に定着し、「WebサイトではなくSNSで情報収集を行う」という行動も、もはや一般的となってきました。

また、WebサイトはSNSのように独自に情報拡散の仕組みを持たないことから、インターネット上における情報発信の主役はWebサイトからSNSに移りつつあるというのが現状です。


Webサイトによる情報発信はもはや時代遅れなのでしょうか。

いえいえ、そんなことはありません。
特にここ最近では、Webサイトに追い風の状況も生まれています。

Google Discover(グーグルディスカバー)の影響力

Webサイトに運営への追い風としてもっとも影響が大きいのが、
Google Discover(グーグルディスカバー)の浸透です。

GoogleディスカバーはGoogleが提供しているコンテンツ配信サービスです。
Googleの自動システムがユーザーの興味・関心が高いであろうコンテンツを判断し、おすすめのようなかたちでユーザーに提示します。
一義的に記事が表示されるニュースサイト等とは異なり、個人の興味・関心に合わせてパーソナライズされたコンテンツが表示されるため、クリック率も高くなる傾向があります。


Googleディスカバーには大手メディアやニュースサイトだけではなく、インターネット上に公開されているコンテンツが幅広く掲載され、個人運営サイトのブログ記事でも表示されます。
(個人のアメブロが掲載されることもあります。)
掲載料もかかりません。


Googleディスカバーにコンテンツが掲載されるとその影響力は非常に大きく、開設間もなくほとんど訪問者のなかったサイトでも、一気に数万単位のPVに繋がるケースもあります。

私の場合はそこまでのケースは体験がありませんが、
Googleディスカバー経由の流入は日常的に発生しています。

例えばこれだけのクリック数を広告で達成させようとすると、Google広告では10万円以上かかります。
それだけの効果が無料で得られるのは(特に個人運営にとっては)とても大きなことです。

その他、Googleディスカバー浸透の個別要因

日本における個別の要素もあります。
それはガラケーからスマホへの移行です。

3G回線の終了により、多くのユーザー(中高年層が中心)がガラケーからスマホへの移行を余儀なくされています。
その中で、Googleディスカバーのサービスがこの年齢層に非常にマッチし、利用されています。


最近のアンドロイド端末では、Googleディスカバーが初期機能として非常に目に付く位置に実装されています。
また中高年層は情報源を探して自分からアクセスするという行動に比較的不慣れな場合が多いですので、パーソナライズされたコンテンツを自動表示してくれるGoogleディスカバーのサービスがその層に非常にマッチしているようです。

GoogleディスカバーはWebサイト待望の情報拡散機能

これまでSNSにはあってWebサイトにはなかった『拡散機能』。
Googleディスカバーは、これを補完できるサービスとなり得ます。

Googleという一企業が提供しているサービスですので、この先の変化が見通しにくい等のデメリットはありますが、少なくとも直近では活用しない手はありません。
上手く付き合っていくことで、Webサイト運営の新たな道が開けるかもしれません。


この記事ではGoogleディスカバーの現状について解説しました。
Googleディスカバーにコンテンツが掲載される条件については、別記事に掲載しています。

気になる方はぜひご確認ください。

自分の記事がGoogle Discover(グーグルディスカバー)に掲載される条件とは?


管理人
管理人

本日のつぶやき

中高年層向けのスマホ教室もたまに依頼されるのですが、
Googleディスカバーの利用率たるや凄いものがあります。


うちの両親も昨年スマホに買い替えて以降、何故かGoogleディスカバーだけはめちゃ活用しています。

ただ…
なんでもかんでも記事の内容を信用してしまうので、なんだか最近父親が2chねらーみたいな思考になってきていて少し心配しています(笑)。

コメント

タイトルとURLをコピーしました