この記事では、「どうすれば自分の記事がGoogleディスカバーに掲載されるのか?」について解説していきます。
そもそもGoogleディスカバーとは?という方は、先にこちらの記事をご覧ください。
Webポータルサイト・情報サイトの救世主。Google Discover(グーグルディスカバー)の影響力とは?
まず前提として、Googleディスカバーへの掲載を願い出るための登録や申請はありません。
100%Google側の選定で決まり、こちらから何かアクションを起こすことはありません。
(登録や申請代行の詐欺もありますので気を付けましょう。)
そのため、「Googleから選ばれやすい状態」を保ち、選んでもらうのを待つ、というのが基本スタンスとなります。
では「Googleから選ばれやすい状態」とはなにか。
その情報源として、大きくふたつが挙げられます。
- Googleから発表されている公式情報
- これまでの公式の発表・発言や、サイト運営の経験則からの推察
順に見ていきましょう。
Googleから発表されている公式情報
Googleから発表されている「Discover にコンテンツが表示される仕組み」の冒頭には、
「ユーザー第一の信頼できる有用なコンテンツを作成してください。」と記載されています。
具体的に挙げられているのは以下の5点です。
- コンテンツの本質を捉えたページタイトルを、クリックベイト以外の方法で作成する。
- 魅力的な高画質の画像、特に Discover からのアクセスが発生する可能性の高いサイズの大きい画像をコンテンツに含める。サイズの大きい画像は、幅を 1,200 ピクセル以上とし、max-image-preview:large の設定または AMP を使用して有効にする必要があります。サイトのロゴを画像として使用しないでください。
- プレビュー コンテンツ(タイトル、スニペット、画像)に誤解を招くような内容や誇張した内容を入れて注目を集めたり、コンテンツの内容を理解するうえで必要な重要情報を伏せたりして、人為的にエンゲージメントを高める手法は避ける。
- 病的な好奇心を掻き立てたり、刺激的な内容や怒りをあおる内容で注目を集めるような手法は避ける。
- 興味や関心をふまえたタイムリーなコンテンツ、ストーリーをうまく伝えるコンテンツ、独自の情報や考察を提供するコンテンツを作成する。
これだけです。
おそらく一般的なサイト運営を心掛けていれば、ここから逸れるケースはあまりないのではないでしょうか。
もしこの中のいずれかを明確に満たしていない場合は、Googleサーチコンソールにメッセージが表示されます。
気になる方は確認してみてください。
もちろん、ここに挙げられた5点だけで選定されているわけではなく、より細かい条件が設定されているのですが、それは公表されていません。
そのため次の章で取り上げるように、これまでの公式の発表・発言や、サイト運営の経験則からの推察に頼らざるを得ない状況となっています。
これまでの公式の発表・発言や、サイト運営の経験則からの推察
〇インデックス登録
まず、記事がインデックス登録されている必要があります。
インデックス登録されていないとGoogleに補足されず、そもそも評価されようがありません。
インデックス登録についてよく分からない方は、別記事でご確認ください。
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)の設定方法 [画面解説付き]
インデックス登録の申請方法について[画面解説付き]
〇記事の最低文字数
記事系のサイトであれば気にしなくてもそれなりの文字数になるでしょうが、ブログ系のサイトであれば少し意識が必要です。
(雑記ブログのようなものでもDiscoverには掲載されます。)
私の経験では700字程度の雑記ブログの記事でも掲載されたことがありますが、500字を切るようなものでは掲載されたことはありません。
そのあたりがボーダーラインかと。
〇記事の新しさ
Discoverでは、比較的新しい記事が掲載されやすい傾向にあります。
Discoverのフィードには記事投稿からの時間が表示されていますが、投稿から1日以内の記事が中心です。
数週間、数ヶ月経過した記事を見かけることは非常に稀です。
サイト運営の中で記事の内容更新(リライト)するケースがあると思いますが、Discoverのことだけを考えると新規投稿にしたほうが効果的です。
もちろんSEO的には…ですが、Discoverからの流入がメインのサイトであれば選択肢としてありかなと思います。
〇その他…
インターネット上には「Discover掲載の必勝法」なども出回っていますが、先述のように公式からアナウンスされていない以上どこまでいっても推察に過ぎません。
小難しい説明が長々と書かれていても、
結局は公式発表の「ユーザー第一の信頼できる有用なコンテンツを作成してください。」に集約されるのではないでしょうか。
モノにもよりますが、有象無象の情報に惑わされず、
有用な記事の制作に取り組むことが掲載への近道なのではないかと思います。
本日のつぶやき
実際のところ私もサイト運営をしていて、
Discoverへの掲載を狙ってやっていることはほとんどありません。
掲載されていたら、「あっ、ラッキー!」くらいのもので(笑)。
でも、だいたい掲載されて伸びるのは自分でも手応えのある記事なので、そーゆーのを続けていければいいのかなあ、くらいに思っています。
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