ホームページはオワコン?2023年現在のホームページの価値とは

ブログ制作

ホームページの持つ価値は、SNSの登場によりここ数年で大きな転換点を迎えています。

SNSの普及以前までは、インターネットに関わる機能・役割のほぼ全てがホームページに求められていました。
ホームページ内に埋め込まれたブログを毎日のように更新するのは当たり前の光景でした。

しかしSNSの普及により、少なくとも「情報発信」や「交流・コミュニケーション」などの分野においては、SNSに主役の座を譲ったと言わざるを得ません。
ホームページに求められる役割の範囲は、以前よりも減少しているのが現実です。


しかし、これによってホームページの存在価値がなくなったかといえば、そんなことはありません。
現在の状態は、ホームページとSNSがお互いの長所ごとに住み分け、うまく共存している状態と言えます。

では、ホームページの長所とはなんでしょうか。

SNS時代の今、ホームページに求められる役割

ホームページを持つことの最大の価値は、『信頼性の付与』です。

自社のホームページを備え、会社情報やサービス情報を掲載しておくことは貴社の信頼性に直結します。


消費者は物品の購入やサービスの契約に際し、利用する会社が信頼できる会社かどうか自身でチェックする行動を取ります。一般的な行動としては、SNSでの評判・口コミの調査に加え、インターネット(Google検索)にて会社のホームページの確認をします。

この際に、会社のホームページがそもそも存在しないとなれば、その信頼性に疑いの目を向けられてしまうのは想像に難くないでしょう。

またこの行動は、インターネット利用者のリテラシー向上により、今後より一般的な行動になっていくことが見込まれます。インターネットの活用や扱いに慣れた利用者が増えていくことにより、事業者にとってはホームページの存在がより必須になる時代が来ています。


その際に用意するホームページは、何も特別なコンテンツを準備したり、過度にきらびやかなものにする必要はありません。
一般的な落ち着いた装いのページに、「会社情報・沿革・事業内容・業務実績・プレスリリース」のような最低限のコンテンツが整っていれば、それだけで貴社の信頼性は担保されるはずです。


加えて更に、定期的な情報の更新は貴社の信頼性をより高める効果があります。

「定期的な情報の更新」とは、以前のようにホームページに記事や業務ブログを連日投稿し、情報発信を続けるということではありません。先述のように、そういった情報発信は現在ではSNSが主流になりました。

ここでいう「定期的な情報発信」とは、月に一度程度の業務実績の報告やプレスリリースの掲載等です。
定期的に業務実績・プレスリリースを掲載することで、それらの情報は貴社の実績として蓄積され、それを継続することで信頼性が更に積み上がっていきます。

こういった情報の蓄積・積み上げは、情報の即時性や拡散性に主眼を置いて開発されているSNSには不得意な分野であり、ホームページの重要な優位性のひとつです。

最後にまとめ

このようにSNS時代の今、ホームページに求められる最大の役割は『信頼性の付与』です。

そのぶん時代にそぐわなくなった機能はそぎ落とし、情報発信やコミュニケーションなどはSNSを活用するなどうまく住み分けましょう。
ホームページは、信頼性の基となる「会社情報・沿革・事業内容・業務実績・プレスリリース」等の情報を掲載/更新するための場所として、機能を絞ったシンプルな構成で制作することをお勧めします。

管理人
管理人

本日のつぶやき

最近あったホームページ制作の相談で――
依頼者:「ホームページに掲示板って必要ですかね?」

いやー、いらないと思いますよって言いましたけど、懐かしくてなんだか嬉しかったです(笑)

個人運営ホームページの掲示板に初めて書き込むときのあのどきどき感…
逝きし世の面影です。

コメント

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