この記事では、Google Analytics(グーグルアナリティクス)の設定方法を、実際の画面を交えながら解説していきます。
※Google Analyticsの運用方法はこの記事では解説しておりません。
事前準備
Googleアナリティクスの設定を行うにあたり、
・Googleアカウント
・ご自身のWebサイト
が必要となります。あらかじめ準備をお願いします。
基本情報の登録
Googleアナリティクスのサイトを訪れます。
https://analytics.google.com/analytics/web/?hl=ja
「測定を開始」を選択。
基本情報を登録する画面に遷移します。
①アカウントの作成から⑤データの収集まで順に入力してください。
企業を前提としているような項目が多いため、個人でサイト運営をしている人には馴染まない項目もありますが、大きな影響はないので近しいものを選択しておけば大丈夫です。
④ビジネス目標まで入力すると利用規約画面が出てきます。
初期選択では「米国」の利用規約が選択されていますので、「日本」で選択し直し、同意します。
続いて「データ収集を開始する」という画面になりますので、ここで「ウェブ」を選択。
この「ストリームの詳細」画面に遷移すれば、基本情報の登録は完了です。
ここに表示されている測定ID(G-xxxxxxxx)をあなたのWebサイトに登録することで、Googleアナリティクスによるデータ解析がスタートします。
「ストリームの詳細」画面がどこにあるのか分からなくなった!という方は、
Googleアナリティクスのトップページから、下記の手順で辿り着けますのでお試しください。
測定IDの設置方法
基本情報の登録は完了しましたが、これだけではデータ解析は始まりません。
先ほど取得した測定IDをあなたのWebサイトに登録する必要があります。
登録方法にはさまざまな手段があり、ここでは次の3つの方法を掲載します。
- WordPressテーマの機能を使用する方法
- WordPressプラグインの機能を使用する方法
- 測定IDを含むコードを自分で貼り付ける方法
【測定IDの設置】WordPressテーマの機能を使用する方法
測定IDの設置を簡単に行える機能が、WordPressテーマの機能として備え付けられている場合があります。
ここではWordPressの初期テーマに多く採用され、このサイトでも使用している「Cocoon(コクーン)」の画面を例示します。
- WordPress管理画面の「Cocoon設定」を選択
- 「アクセス解析・認証」タブを選択
- 「GA4測定ID」欄に、取得したIDを貼り付ける
これだけで完了です。
他のテーマであっても同様の機能が提供されている場合が多いですので、特に事情がなければテーマの機能を使って登録するのが楽かなと思います。
【測定IDの設置】WordPressプラグインの機能を使用する方法
プラグインの機能を使って測定IDを登録する方法もあります。
ここではGoogleが提供している「Site Kit」プラグインを取り上げます。
Googleアナリティクスもこの「Site Kit」もどちらもGoogleが提供しているものですので、親和性が高いです。
「Site Kit」の利点はGoogleアナリティクスだけではなく、Googleサーチコンソールも一緒に登録できる点です。
サーチコンソールの登録も考えている方にとっては非常に便利な方法です。
「Site Kit」プラグインをインストールすると、WordPress管理画面に「Site Kit」の項目が出てきます。
チェックボックスに✔を入れ、「Googleアカウントでログイン」を選択。
「あなたのWebサイトを確認させてもらいます」という趣旨のメッセージが①~④で表示されます。
すべて「確認」をクリック。
自動的に測定IDが反映します。
念のため、先ほど取得したIDと合っているか確認してください。
問題なければ最後に「アナリティクスの構成」をクリック。
これで測定IDの設置は完了です。
【測定IDの設置】測定IDを含むコードを自分で貼り付ける方法
何らかの理由で上記2つの方法を選ばない場合、
自分でコードをコピペして設置する方法もあります。
まずは貼り付け用コードを取得します。
Googleアナリティクスの「ストリームの詳細」画面に行き、「タグの実装手順を表示する」をクリック。
「手動でインストールする」を選択。
右側に出てくるコピーボタンを押すと、貼り付け用コードをコピーできます。
続いて、WordPressの管理画面に移動してください。
- 外観
- テーマファイルエディター
- ※もし子テーマが選択されている場合は、親テーマを選択。(子テーマ選択だと次のheader.phpが出てこない場合がある)
- header.php
の順に選択。
- コードの中から</head>の記述を探す
- </head>の直前(つまり上)に、先ほどコピーしたコードを貼り付ける
- 「ファイルを更新」をクリックして完了
これで測定IDの設置は完了です。
測定IDが正しく設置されたかの確認方法
いずれの設置方法でも、正しく設置されたかの確認方法は同じです。
これまでは、Googleアナリティクスの「ストリームの詳細」画面の上部に注意メッセージが表示されていました。
これが、測定IDの登録が確認されると下の画面のように表示が変わります。
48時間を超えても注意メッセージが消えない場合は、測定IDが正しく設置されていない可能性があります。
手順を見直し、あらためて登録をやり直しましょう。
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