皆さんは画像フォーマット、webp(ウェッピ―)を利用していますか?
webpとは、2010年にGoogleが開発した次世代画像フォーマット(拡張子)です。 拡張子というとJpegやpngが一般的ですね。
webpは画像サイズの軽さから、ユーザビリティやSEOの観点から利用が推奨されています。
サイト運営者としての立場からみると非常にメリットが大きく、利用しない手はありませんが、現在の画像フォーマットの主流はjpegやpngで、webpはまだまだ浸透の途上といった段階です。
ただ、2023年現在ではようやく主要ブラウザで実装も出揃い、今後浸透していくことが期待されています。
今回は次世代画像フォーマットwebpの特徴について解説していきます。
Webp利用のメリット
いちばんのメリットは画像サイズの軽さです。
そして、その画像サイズの軽減からもたらされる副次的な効果として、画面表示が早くなることによるユーザビリティの向上、SEO効果があります。
これはサイト運営者の立場でみると非常にメリットが大きいです。
世の中にはさまざまなSEO対策がありますが、その中でも手間や効果を考えるとまず真っ先に対応するのをおすすめします。
Webp利用のデメリット
サイト運営者の視点でみると、jpegやpngの画像をwebpに置き換えることはメリットしかないと言えます。
ただユーザー視点で見たときには、若干の問題があります。
いちばんの問題は、webpに対応した画像ソフト・アプリが浸透しきっていないことです。
ユーザーの環境によっては保存したもののブラウザでしか開けないという状況に陥る可能性もあります。
ソフト・アプリによっては編集を行う前に一度拡張子を変換する必要があります。
そのため、利用者にとってはwebpを嫌う空気感も一部で存在します。
WordPressでのwebp利用(変換)はとても簡単!
既にjpegやpngで画像を公開しているサイトをwebpに置き換えようとする手間がかかります。
ただし、WordPressを利用してサイトを制作している場合、プラグインを利用することで非常に簡単に画像を変換することができます。
「Converter for Media」等のプラグインを利用すると、
既に公開済みの画像も含め、一括してwebpに変換することができます。
(同様のプラグインは他にも多数存在します。)
本日のつぶやき
私もまだwebpのことをよく知らなかった頃は、画像を保存してもビューアーで開けないので「webp=勝手に画像を使わせないための対策」なのだと勘違いしていました。
なので、「感じの悪いサイトだなー」などと一方的に嫌っていたものです(笑)。
勘違いで嫌いになってすみませんでした…。
(そもそも勝手に画像を使うなって話ですね…)
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